最終回その3


嘘の戦争

面白くなかったわけじゃないけど、ちょっと草なぎ詐欺師の策が上手くいきすぎでしたかね。
もう少し、騙し騙されの展開だったほうが、さらに面白かったかも知れない。
そちらよりも、愛とかニューマニズムのほうが描きたかったのかな。
まぁ、家族を殺されて、嘘の証言をさせられた少年の成長後の復讐劇だしね。

そんなわけで、ラス2で、証拠の録音を、詐欺師仲間の裏切りによって消去されてしまった上に、警察からも追われる身になってしまった草なぎ詐欺師、どう逆転するのか? 待て、最終回! だったのですが、うーん、最終回、淡々と展開してしまった印象。

全体的に詐欺師の設定が活かされてないような気がするのよね。
最終回の山本美月先生の爆破にしても、詐欺師の手口って感じではないし。
もっと、口先だけでハメていく感じの物を期待しちゃってただけに。

最後のネタばらしも、あのタイミングでやられちゃうと、驚き少ないし。

安田顕の行動原理も良く分からないんだよなぁ。
詐欺で草なぎ詐欺師を刑事告訴するんだけど、最終回では「俺が決着つけなきゃ・・・」と(これは演出的には草なぎ詐欺師を刺す伏線なわけだけど)、草なぎ詐欺師に対する謝罪として最終的に逃亡に協力するし、「30年前の罪を償ってない」と刑事罰を覚悟してるし、「約束を守ってくれるような気がする」と面会室で兄妹3人で微笑み合っちゃったりするし。

やっぱり、話数が足りなかったんじゃないかなぁ、と邪推させるような結末。

まぁ、べっぴんさんで、主人公たちを見守る靴屋さんが退場したその週に、極悪人を演じてた市村正親は凄いけどねぇ。
最終回の美月先生が死んだと思ったときの泣きの演技も良かった。
視聴者のほとんどが、「どうせ、死んでないんでしょ?」と思ってた場面で、あれがなかったら、ちょっと寒かったかも知れない。

いや、ホント、面白かったんだけど、もう少し濃密だと、もっと良かったかなぁ。

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